補正について - Sony MJ700 Bedienungsanleitung

6. 補正について
MJ500/600/700は、エンコーダ入力信号をADC (アナ
ログ to デジタル･コンバータ) で量子化し、デジタル
補完することで高分割(高内挿)を実現しています。
一般的に分解時の均一性を保つためには、
. SIN/COS信号の振幅値バランスがとれていること
. DCオフセットの無いこと
. SIN信号に対しCOS信号の位相が90dで あること
. SIN/COS信号に高調波ひずみが無いこと
などが要求されます。
MJ500/600/700の補正機能は、SIN/COS信号振幅値
のバランス、DCオフセット、位相に対して補正をか
け、最適な状態でデジタル補完を行ないます。この補
正機能により、分割時の均一性が保たれます。
補正範囲
MIN値からMAX 値の間に信号が存在する場合、TYP
値になるように補正します。
MJ500/600(SIN･COS)信号
項目 シンボル
入力信号振幅 (+VA)_(_VA),
(+VB)_(_VB)
オフセット (+VOA)_(_VOA),
電圧 (+VOB)_(_VOB)
位相差
MJ700 (SIN･COS) 信号
項目 シンボル
入力信号振幅 (+VA)_(_VA),
(+VB)_(_VB)
オフセット (+VOA)_(_VOA),
電圧 (+VOB)_(_VOB)
位相差
N
この値は電気的仕様であり、分割精度 (内挿精度) を保
証する値ではありません。
入力信号振幅値とオフセット電圧の絶対値を加えて、
1.2 Vを超えないように設定してください。
MIN TYP MAX 単位
0.75 0.96 1.2 Vp-p
_0.3 0 +0.3 V
83 90 97 d
MIN TYP MAX 単位
0.9 1.1 1.2 Vp-p
_0.3 0 +0.3 V
83 90 97 d
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