クリッ プまたはトラックの EQ を追加した後は、 各バンドを個別に調整できます。 調整に使用できるコントロー
ルは、 選択しているバンドフィルターによって異なります。
バンドフィルターの EQ を調整する :
調整するバンドのドロッ プダウンメニューで、 バンドフィルターの種類を選択します。
1
「周波数」 の値を調整します。 この値が EQ 調整の中心になります。
2
「ゲイン」 の値を調整して、 対象周波数を増強 / 減衰させます。
3
「 Q ファクター」 の値で、 影響を受ける周波数の幅を調整します。
4
リセッ トボタンを押すと、 EQ ウィンドウのすべてのコントロールがデフォルト値に戻ります。
Fairlight ページには各オーディオトラックの品質を向上させるコントロールが数多く搭載されています。 必要
に応じてトラックを追加し、 それらをバスに割り当てて管理し、 さらにディレイやリバーブなどのエフェクトを
追加してオーディオミックスを仕上げることができます。
編集のマスタリング
クリ ッ プの編集およびカラーグレーディング、 オーディオミ ックスの作業が終わりました。 次は、 デリバーページ
で編集をレ ンダリングして書き出します。 デリバーページでは、 書き出すクリ ッ プを選択し、 フォーマッ ト、 コー
デック、 解像度を指定します。 書き出しは、 8/10-bit 非圧縮 RGB/YUV 、 DNxHD 、 ProRes 、 H.264 などのコーデック
を使用して、 QuickTime 、 AVI 、 MXF 、 DPX など様々なフォーマッ トで実行できます。
「デリバー」 ページでは編集を書き出します。 様々なビデオフォーマットとコーデックが選択可能です。
編集を単一のクリップとして書き出す :
「デリバー」 タブをクリックして、 デリバーページを開きます。
1
ページ左上の 「レンダー設定」 ウィンドウで、 「 フォーマッ ト」 設定の 「シングルクリッ プ」 にチェックを
2
入れます。 これで、 YouTube 、 Vimeo 、 オーディオプリセッ トなど、 多く の書き出しプリセッ トから選択
できます。 あるいはデフォルトの 「カスタム」 プリセッ トに設定して独自のパラメーターを入力するこ
とで、 独自の書き出し設定をマニュアルで設定することもできます。 例えば 「 YouTube 」 を選択して、
次にプリセッ トの横にある矢印をクリックして 1080p ビデオフォーマットを選択します。
フレームレートは、 プロジェクト設定のフレームレート設定にロックされています。
DaVinci Resolve の使用
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