電動フォーカスコントロールにも対応しているレンズでは、 URSA Mini の 「 FOCUS 」 ボタンで自動フォーカス
を有効にすることも可能です。 ATEM Software Control を介して ATEM スイ ッチャーからフォーカスをリモー
トコントロールできます。
B4 レンズを装着したら、 解像度を 2K 16:9 (あるいはそれ以下) に設定し、 ダッシュボードの収録タブで
「 Window Sensor 」 を 「 On 」 にします。 B4 レンズは、 スーパー 35mm のイ メージサークルをカバーしないので、
イ メージのビネッ トを防ぐために、 これらの設定を使用することは非常に重要です。
フォーカス、 アイリス、 ズームの完全なサーボコントロール対応のスーパー 35mm PL レンズ :
メーカー
シリーズ
Fujinon
Cabrio
Fujinon
Cabrio
Fujinon
Cabrio
Fujinon
Cabrio
Fujinon
Cabrio
Canon
Cine-servo
Canon
Cine-servo
フォーカス / ズームのコマンドは、 スタジオ環境において、 上述のすべての PL および B4 サーボズームレンズで、
パンハンドルからのフォーカスやズームのコントロールにも使用できます。
ハイブリッドのコンパクトサーボズーム対応レンズ
近年、 「 コンパクトサーボ」 ズームレンズという新しいレンズのカテゴリーが登場しています。 これらのレンズ
は、 B4 および PL サーボズーム対応レンズの機能の一部を有していますが、 EF マウントを使用します。 これらの
レンズのズームロッカーは、 URSA Mini EF 、 URSA Mini Pro 4.6K のレンズマウントから給電できます。 レンズ
名、 アイリス、 フォーカス、 ズームのポジション値などの情報は、 URSA Mini のレンズメタデータ ・ システムによ
り読み込み / 記録が可能です。
フォーカス、 アイリス、 ズームの電子制御は、 URSA Mini および URSA Mini Pro 4.6K でこれらのレンズと使用
できます。 スイ ッチャーに接続した場合、 ATEM Software Control 経由でこれらをリモートコントロールする
ことも可能です。 ライブ放送やスタジオ環境で作業している場合は Canon のデジタルフォーカス / ズームコン
トロールを使用できますが、 すべての機能を使用するにはサードパーティ製のカスタムケーブルが追
加で必要になります。
コンパクトサーボレンズ :
Canon CN-E 18-80mm T4.4 Compact-servo
Canon CN-E 70-200mm T4.4 Compact-servo
メモ
サーボ対応のアナログ B4 レ ンズもサポートされていますが、 カメラはズームサーボのみ給電し、
電子アイリスコントロールをサポートします。 多く のアナログ B4 レンズは SD で、 標準の 12 ピン放送用
コネクターに対応していない場合があります。 アナログ B4 レンズを使用する場合は、 機能に制限が
ある場合があるため、 先にカメラとの互換性を確認することが重要です。 レンズによっては、 フレー
ムの端へ向かうにつれ、 解像度と光が低下することがあるため、 レンズのイ メージサークルの範囲
を確認しておく とよいでしょう。
モデル
ZK2.5x14-SAF
ZK4.7x19-SAFB
ZK3.5x85-SAF
XK6x20
ZK12x25 with ESM-15A-SA
CN7x17KAS S
CN20x50
レンジ
最大アパーチャー
17-120mm
T2.9
19-90mm
T2.9
85-300mm
T2.9-T4
20-120mm
T3.5
25-300mm
T3.5-3.85
17-120mm
T2.9-3.9
50-1000mm
T5-8.9
サーボズーム対応レンズの使用
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