オフスピード収録
URSA Mini のプロジェクト フレームレートとセンサー フレームレートは自然な再生速度で一致するデフォル
ト設定になっています。 しかし、 「 OFF SPEED RECORDING 」 スイ ッチアイコンをタッ プすることで、 センサー フ
レームレートを独立して設定することが可能になります。
オフスピードフレームレート
「 OFF SPEED FRAME RATE 」 を有効にし、 オフスピードフレームインジケーターの横にある矢印をタッ プし
て URSA Mini のセンサー フレームレートを設定します。
センサー フレームレートは、 毎秒、 センサーから収録される実際のフレーム数を設定します。 このフレームレー
トは、 設定したプロジェク ト フレームレートでの、 ビデオのファ スト / スロー再生に影響します。
オフスピードフレームレートに関する詳細は、 同マニ ュアルの 「タ ッチスク リー ンの機能」 セクションの 「 FPS 」 セクシ
ョンを参照し て く ださい。
メモ
各収録フォーマットおよびコーデックで使用できる最大フレームレートに関する詳細は、 同
マニュアルの収録セクションの 「最大センサー フレームレート」 表を参照してください。
収録に使用するカード ( Preferred Card for Recording )
この設定で、 両方のスロッ トが使用されている場合に URSA Mini がどちらのストレージカードまたはドライブ
を最初に使用するかを選択します。 オプションは 「カード 1 ( Card 1 ) 」 、 「 カード 2 ( Card 2 ) 」 、 「 フルのカード
( Fullest Card ) 」 です。 SSD 使用時のオプションは 「カード 1 ( Card 1 ) 」 、 「 SSD 」 、 「 フルのカード ( Fullest Card ) 」
です。 「 カード 1 」 または 「カード 2 」 のどちらを選択するかは個人の好みによりますが、 どちらかを一貫して使
用することで、 ストレージが一杯になった時にどちらのカードを最初に交換すればよいか分かります。 「 フルの
カード」 のオプションは、 単一のカメラを使ったプロジェクトでファイルを古い順に分類する際に役立ちます。
選択した設定は、 CFast/SD カード /SSD が挿入されている時に適用されます。 同設定は、 ストレージマネージ
ャーで異なるカードを 「 ACTIVE 」 に設定することでいつでもオーバーライドできます。 しかし、 カードをイジェ
クトしたり、 入れ直した場合は、 現在の 「収録に使用するカード」 の設定に戻ることに注意してください。 URSA
Mini SSD Recorder が接続され、 SSD が差し込まれると、 URSA Mini 4.6K および URSA Mini Pro 4.6K の 2 番目
のストレージスロッ トの代わりにレコーダーが使用されます。
詳細は、 このマニュアルの 「 Blackmagic URSA Mini SSD Recorder を使う」 セクションを参照してください。
作業のこつ
「フルのカード」 設定は、 ストレージカードが使用されているパーセンテージに基づいて
おり、 カードのサイズや使用しているデータ量に基づく ものではありません。
2 枚のカードに RAW 収録 ( Record RAW on 2 Cards )
Blackmagic URSA Mini は、 2 枚の CFast カードに同時に収録することで、 高フレームレートの CinemaDNG RAW
クリッ プ収録が可能です。 同設定が有効になっており 2 枚のカードがある場合、 URSA Mini は両方のカードに
収録します。 CFast カードが 1 枚しか挿入されていない場合、 カメラは選択されたフレームレートで 1 枚のカー
ドに収録を試みます。 「 Record RAW on 2 Cards 」 は、 スイ ッチアイコンでオン / オフを切り替えられます。
また、 CinemaDNG RAW クリッ プを収録中に、 1 枚のカードでコマ落ちが発生する場合には、 「 Record RAW
on 2 Cards 」 を有効にして CFast カードの信頼性を高めることも可能です。
同設定は、 URSA Mini Pro 4.6K の SD カードにも適用されます。
設定
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