前提条件 :
®
– Bluetooth
モジュールがガス検知警報器にインストールされ
ていること。
®
– Bluetooth
がガス検知警報器にあり、 スマートフォンでオン
になっていること。
1. CSE Connect アプリを開き ペアリングペアリング を選択しま
す。
2. ガス検知警報器 X-am 8000 を選択します。
通信距離内に複数のガス検知警報器がある場合は、 ガ
ス検知警報器に印刷されているシリアルナンバーに基づい
て、 選択したいガス検知警報器を識別することをおすすめし
ます。 CSE Connect アプリの古いバージョンでは、 ガス検
知警報器は一意の MAC アドレスによって識別することもでき
ます。 詳細は以下を参照して下さい : 「情報の表示」 , ペー
ジ 238.
3. スマートフォンでペアリングを承認します。
✓ デバイスがペアリングされました。
4.11 測定
4.11.1 ポンプモード測定時の特記事項
注記
磁気媒体が破損 ・ 損傷する危険!
ポンプ ・ 校正用アダプタには、 マグネットが含まれているため、
磁気ストライプのデータが消去されてしまう可能性があります。
► 磁気媒体 ( クレジットカード等 ) を、 ポンプ ・ 校正用アダプタ
に近づけないでください。
長めのホース (10m 以上) を使用する場合 :
– ホースの重力に対してストレインリリーフをつけるようにして下
さい。
– 吸引ホースが曲がっていないことを確認してください。
– ホースの長さは最大で 45 m です (内径 3 から 5 mm の場
合)。
– ポンプを使用する測定では、 防塵 ・ 防水フィルタ ( 注文番号
83 19 364) を使用してください。
– 公称の体積流量は 0,35 L/min です。
– 流量が 0,3 L/min 以下の場合、 フローアラームが作動しま
す。
– 刺激性ガス ( 生物ガス、 塩素等 ) を吸引した後は、 ポンプ
の寿命を延ばすため、 ポンプを清潔な空気で数分間フラッシ
ングしてください。
– ターゲットガスによる応答時間のテストをおすすめします。
アシスタントは X-am 8000 でのみ使用可能です。
DrägerSensor XXS Cl2 (塩素)、 COCl2 (ホスゲン)、 O3
(オゾン)、 ならびにアミンや臭気物質では、 ホースにより適切に
吸引できないため、 コンファインドスペース測定の操作ガイダン
スは起動しません。 上記の物質以外にも、 ガス検知警報器に
利用可能なフラッシング時間がない物質が存在する場合がありま
す。 これらの物質においても、 コンファインドスペース測定の操
作ガイダンスは起動しません。
測定前に毎回、 測定対象ガスで Dräger サンプリングホースま
たは Dräger プローブをフラッシングしてください。 フラッシング
は、 サンプリングホースまたはプローブの使用に係わる悪影響 (
ガスの移動時間、 メモリー効果、 流量の損失 ) を低減するため
®
|
X-am
8000
取扱説明書
に必要です。 フラッシングに要する時間は、 測定するガス ・ 蒸
気の種類や濃度、 サンプリングホースまたはプローブの材質 ・
長さ ・ 内径や劣化具合などによって異なります。 フラッシング時
間に加えて、 センサの応答時間も考慮してください ( 各
DrägerSensor の取扱説明書を参照してください )。
通常、 標準ガスとサンプリングホース (内径 3mm、 新品で清
潔 ・ 乾燥したもの) を使用した場合、 標準的なフラッシング時間
は、 1m につき 3 秒ほど要します。
例 :
長さ 10m のサンプリングホースと酸素の場合、 フラッシング時間
は約 30 秒になります。 加えて、 想定されるセンサ応答時間が
約 10 秒になるため、 ガス検知警報器に測定値が表示されるま
での合計時間は、 大よそ 40 秒になります。
流量アラームは、 ホースの長さに応じて、 10 ~ 30 秒ほど遅れ
て作動します。
X-am 8000 : ベンゼン / プレチューブ測定の場合、 ホース長さ
は最長 10m になります。
4.11.2 ポンプモード測定の実施
前提条件 :
– ガス検知警報器の電源が入っており、 ポンプアダプタが取り
付けられていること。
– 設置されている全センサの暖機運転が完了していること。
– ガス検知警報器が測定可能な状態になっていること。
– ポンプ ・ 校正用アダプタの取付部に汚れなどがないこと。
1. ポンプアダプタの吸入口 (3 ページの図 M を参照 ) に、 防
塵 ・ 防水フィルタ付きホース ( 内径 3 mm) を接続します。
2. ポンプアダプタをガス検知警報器に取り付けます。 アダプタ
上部にある左右のピンが、 検知器側の溝に正しくはまってい
ることを確認してください。
ポンプアダプタが正しく取り付けられていることを確認してく
ださい。 ポンプアダプタが正しく固定されていれば、 気密テ
ストが自動的にスタートします。 気密テストがスタートしない
場合は、 ガス検知警報器の使用準備が整っていません。 ポ
ンプアダプタに傾きがないように取り付けてください。
|
ja
操作方法
!
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