フレームレートの選択
フレームレートの選択肢が多いため、 どのフレームレートが最適なのか迷うかもしれません。
一般的に、 センサーフレームレートは、 以下に挙げる要素を考慮して選択します。映画とテレ
ビには、 長年に渡って使 用されている表示基 準があります。国によってフレームレートの基 準
は異なりますが、
秒ごとのフレーム数の基準は、 滑らかでリアルな動きを表現するという同一
1
の目的のために設定されています。
例えば、 映画では
24fps
用されていますが、 世界的には
テレビのフレームレートは、 一般的に各国の放 送技術基 準に則しています。 例えば、 テレビの
コンテンツ制作では、 北アメリカでの放 送 用には
には
で撮影します。
25fps
しかし、 技術の向上に伴ってより多くの選択肢が登場しており、 放 送基 準は日々変化していま
す。 スポーツイベントは、 高フレームレートで撮影・放 送されることが一般的になっています。
例として、 いくつかのスポーツイベントは、 北アメリカでは
撮 影・放 送されています。 これにより、 高速のアクションでも動きが滑らかで、 よりリアルな映
像になります。
一方、 ネット配信やオンライン放送では、 一般的にテレビと似たフレームレートが使用されてい
ます。 しかし、 ユーザーが視聴フォーマットを選択可能であり、 また視聴者が使用するスクリー
ンのディスプレイ性能により制限されるため、 様々なフォーマットを試す機会の多い媒体です。
概して、 プロジェクトのフレームレートは、 納品フォーマットに基づいて決定します。 カメラのプ
ロジェクトフレームレートを納品フォーマットに合わせると、 センサーフレームがマッチします。
つまり、 撮影したクリップが、 実際と同じ速度で再生されます。
スローモーションなどの面白いエフェクトを作成したい場合は、 センサーフレームレートを高
く設定します。 プロジェクトフレームレートに比べてセンサーフレームレートが高いと、 再生速
度が遅くなります。
オフスピードのセンサーフレームレートを使ったクリエイティブなエフェクトの作成に関して
は、 「タッチスクリーン・ コントロール」 セクションを参照してください。
トリガー収録
など、 トリガー収録をサポートしている機器と接続している場合、
Blackmagic Video Assist
の
Pocket Cinema Camera
始されます。
つまり、 カメラの録画ボタンを押すと外部レコーダーも収録を開始し、 カメラで収録を停止するとレコー
ダーも収録を停止します。 また、 カメラから
に収録されたクリップは、 カメラに収録されたクリップと同じタイムコードを有します。
外部レコーダーがトリガー収録に対応している場合、 同機能を有効にする必要があります。 一般的には
設定メニューで有効にできます。
が基準となっています。 近年、 より高速のフレームレートが実験的に使
が幅広く支持されていると言えます。
24fps
出力から自動的に信号が送信され、 それがトリガーとなって収録が開
HDMI
経由でタイムコードが出力されるため、 外部レコーダー
HDMI
.
で撮 影し、 ヨーロッパでの放 送 用
29
97fps
.
、 ヨーロッパでは
59
94fps
で
50fps
Blackmagic
収録
201