本体の外側ボディは、 耐衝撃性プラスチックで作られて
います。 グリップ部分は合成ゴムを使用しています。
通気溝が覆われた状態で本体を使用しないでくださ
い。 通気溝を乾いたブラシを使用して注意深く掃除し
てください。 本体内部に異物が入らないようにしてく
ださい。 定期的に、 少し湿した布で本体表面を拭いて
ください。 スプレーやスチームあるいは流水などによ
る清掃は避けてください。 電気上の安全面に悪影響が
出る可能性があります。
9.3 Li‑Ion バッテリーパックの手入れ
湿気が入らないようにしてください。
はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充
電してください。
バッテリーパックを最大寿命で使用できるように、 本
体のパワーが著しく低下したら直ちに放電を中止してく
ださい。
注意事項
本体の作動を続けると、 セルの損傷を防ぐために放電
が自動的に終了します。
バッテリーパックは Li‑Ion バッテリーパック用に許可さ
れたヒルティ充電器で充電してください。
注意事項
- NiCd または NiMH の場合のようなバッテリーパック
のコンディショニングは必要ありません。
- 充電を中断しても、 バッテリーパックの寿命に影響は
ありません。
10 故障かな? と思った時
症状
本体が始動しない。
バッテリーパックの 4 個の
LED がすべて点滅すると、 本体
は自動的にオフになる。
コントロールスイッチが押せな
い、 あるいは動かない。
本体が作動しているのにネジが
動かない
回転数が突然落ちる。
スイッチの回転数コントロール
が作動せず ON/OFF のみが可能
バッテリーパックが 「カチッカ
チッ」 と音がするまでロックさ
れない
- バッテリーの寿命に影響を及ぼすことなく、 いつ
- バッテリーパックはフル充電した状態でできるだけ
- バッテリーパックが完全に充電できなくなった場合
9.4 保守
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャリ
ストのみができます。
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか確認してください。 パーツが損
傷していたり、 装置が正しく作動しない場合は、 本体
を使用しないでください。 修理が必要な際は、 弊社営
業担当またはヒルティ代理店 ・ 販売店にご連絡くださ
い。
9.5 手入れと保守を行った後の点検
手入れ、 保守の作業を済ませた後は、 全ての安全機構
が装着され、 正常に作動していることを確認しなければ
なりません。
考えられる原因
バッテリーパックが正しくロックさ
れていないか、 あるいはバッテリー
パックの放電。
電気的故障。
過負荷保護機構 (スピードレギュレー
ター) が作動している。
正逆回転スイッチが中立位置 (トラ
ンスポートロック位置) 。
正回転/逆回転切り替えスイッチが
正しくない回転方向に設定されてい
る。
バッテリーパックの放電。
コントロールスイッチの故障。
バッテリーパックのロックノッチが
汚れている。
でも充電を開始することができます。 NiCd または
NiMH の場合のようなメモリー効果はありません。
涼しくて乾燥した場所に保管するのが最適です。
周囲温度が高い場所 (窓際) にバッテリーパックを保
管すると、 バッテリーパックの寿命に影響が出て、
セルの自己放電率が上昇します。
は、 劣化や過負荷で容量が低下しています。 この
バッテリーパックで作業を続けることはまだ可能です
が、 適当な時期にバッテリーパックを新品と交換して
ください。
処置
バッテリーパックをカチッカチッと
ロック音がするまで挿入するか、 ある
いはバッテリーパックを充電する。
本体からバッテリーパックを取り外
し、 ヒルティサービスセンターに連
絡する。
コントロールスイッチを放し、 新た
に作動して、 本体にかかる負荷を減ら
す。
正逆回転スイッチを左または右へ押
す。
正回転/逆回転切り替えスイッチを左
へ押す。
バッテリーパックを交換し、 空のバッ
テリーパックを充電する。
ヒルティサービスセンターに連絡して
ください。
ロックノッチを清掃して、 バッテリー
パックをロックする。 問題が再発す
る場合は、 ヒルティサービスセンター
に連絡する。
ja
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