284
日本語
|
両側に2.5m以上のスペースがあることと、安定し
た床面が必要になります。
– 本機をドア開口部から2.5m離れた、堅い平らな床
面に設置します(三脚上ではなく)。自動整準
モードで本機の電源を入れます。垂直レーザー
レベルが本機前方に照射される運転モードを選
択します。
– ドア開口部の床(ポイントⅠ)、ドア開口部の反
対側の5m離れた箇所(ポイントⅡ)、そしてド
ア開口部の上端(ポイントⅢ)の垂直レーザーラ
インの中央に印を付けます。
– 本機を180°回転させ、ドア開口部の反対側、ポ
イントIIのすぐ後方に配置します。本機を整準さ
せ、垂直レーザーラインの中心がポイントIとII
を通るようにします。
– ドア開口部の上端に照射されているレーザーラ
インの中心をポイントIVとして印を付けます。
– 印を付けたポイントIIIとIVの差dは、本機の垂直
ラインに対する実際の誤差となります。
– ドア開口部の高さを測定します。
本目の垂直レーザーレベルのために測定手順を繰り
返します。垂直レーザーレベルが本機の横、側 面
に照射される運転モードを選択します。測定を 開
始する前に本機を90°回転させます。
最大許容誤差は以下のように計算します:
2 × ドア開口部の高さ × 0.2 mm/m
1 609 92A 5AZ | (16.10.2019)
例えばドア開口部の高さが2 mの場合の最大許容誤
差は、
2 × 2 m × ±0.2 mm/m = ±0.8 mmとなります。ポ
イントⅢとⅣが0.8 mm以内であれば正常です。
作業に関する注意事項
レーザーラインの中央に印を付けてください。
レーザーラインの幅は距離に応じて変化しま
す。
本機は無線インターフェースを備えています。
飛行機内や病院内など、作動に制約がある場所
にご注意ください。
ターゲットパネルを使用して作業する場合
条件があまり良好でない場合や距離が離れている
場合には、ターゲットパネル(28)を使用すると、
レーザーラインの視認性が向上します。
ターゲットパネル(28)の反射面により、レーザー
ラインの視認性が向上します。半分が透明となっ
ているため、ターゲットパネルの背面からもレー
ザーラインを確認することができます。
三脚(付属品)を使用して作業する場合
三脚は、安定感のある、高さ調整可能な測定用ツ
ールです。本機の三脚取付部(17)(1/4インチ)を
三脚(32) または市販の撮影用三脚のネジ部に合わ
せます。市販の三脚に固定する場合には、5/8イン
チの三脚取付部(18)を使用してください。三脚の
固定用ネジを締め付けて本機を固定します。
本機をオンにする前に、三脚の位置をある程度調
整してください。
マルチマウントクリップ(付属品)を使用した固
定(図Bを参照)
マルチマウントクリップ(25)を使用して、本機を
垂直の面、配管や磁性材料などに固定することが
できます。マルチマウントクリップは床用三脚に
も適しており、本機の高さを容易に調整できるよ
うになります。
本機をオンにする前に、マルチマウントクリップ
(25)の位置をある程度調整してください。
レーザー受光器(付属品)を使用して作業する場
合(図Bを参照)
光の状態があまり良くない場合(周囲が明るかっ
たり、直射日光が当たる場合など)や距離が離れ
ている場合には、レーザーラインが探知しやすく
なるよう、レーザー受光器(29) を使用してくださ
い。レーザー受光器を使用して作業するときは、 (
参照 „パルスモード", ページ 281)にしてくださ
い。
レーザー用保護メガネ(付属品)
レーザー用保護メガネは周囲の光を透過するた
め、目にはレーザーの光がより明るく感じられま
す。
2
安全メガネとしてレーザー用保護メガネを使用
しないでください。レーザー用保護メガネはあ
くまでもレーザービームを見やすくするための
Bosch Power Tools