2. レンズの表面を手で触れないようにしてください。 鋭利な物でレンズの表面を
引っかく ことのないよう注意してください。 画質に影響を及ぼす恐れがあります。
3. 柔らかく乾燥した、 清潔な布でカメラレンズの表面をきれいにします。 アルカリ
性の洗剤は使用しないでください。
ジンバル
1. 衝突や衝撃によりジンバルの精密性が損なわれるおそれがあります。 損傷があ
ると、 ジンバル性能に異常をきたすことがあります。 各操作の後には、 ジンバル
の電源をオフにした後、 ジンバルのピッチ軸を +90° 回転させて、 ジンバルを
ロックして保護します。
2. ジンバルの電源をオンにした後、 ジンバルに外力をかけないでください。
3. ジンバルに余計な負荷をかけないでください。 ジンバル動作の不具合や、 モー
ターの損傷を引き起こすおそれがあります。
4. ジンバル、 ジンバルコネクターおよびジンバルダンパーは大変繊細な装置です。
穴が開かないように、 ジンバルダンパーを鋭利な物に近づけないでください。
機体の移動には常にキャリーボックスを使用することをお勧めします。 ジンバ
ルダンパーが損傷した場合は、 DJI サポートまたは DJI 正規代理店に連絡し、
損傷したジンバルダンパーを交換するか、 必要に応じてサポートを受けてくだ
さい。
レーザーモジュール
墜落、重傷、物的損害を回避するため、以下の規則を順守してください。
1. レーザーモジュールを分解しないでください。 レーザーにより怪我をする恐れ
があります。
2. ルーペや双眼鏡などの光学機器を通してレーザーモジュールの光学ウィンド
ウを直接見ないでください。 レーザーにより目が損傷を受ける恐れがあります。
コンパス
墜落、重傷、物的損害を回避するため、以下の規則を順守してください。
1. 飛行中に明らかなドリフトが発生した場合、 ただちに着陸させてください。 DJI
Pilot2 のプロンプトに従うか、 DJI サポートに連絡し問題を解決してください。
2. 強い電磁干渉のある環境、 または山岳エリアの高電圧変電所などの障害物が
多数存在する環境では飛行させないでください。
3. DJI Pilot2 で、 キャリブレーションするように指示するプロンプトが表示された
場合は、 離陸前にキャリブレーションを実行し、 その後、 電磁干渉のない環境で
離陸させてください。 磁鉄鉱、 立体駐車場、 地下の鋼鉄補強材など磁性干渉を
受ける場所では、 コンパスのキャリブレーションを行わないでください。 キャリ
ブレーション中は、 携帯電話などの強磁性体を携帯しないでください。
送信機
1. 送信機の電源が入っている状態でタッチ画面がオフのときに機体と接続せず
に 5 分間操作しないとアラートが鳴ります。 さらに 30 秒経過すると、 自動的に
電源がオフになります。 操作スティックを動かすか送信機の他の操作をすると、
アラートは止まります。
2. 最適な伝送を維持できるように、 送信機のアンテナが展開され、 正しい位置に
調整されていることを確認してください。 *
3. アンテナを、 可動範囲を超えて押さないでください。 アンテナが破損する恐れ
28
があります。 破損している場合は、 DJI サポートに連絡して、 送信機を修理してく
ださい。 損傷したアンテナは性能を大幅に低下させます。
4. 機体を変更するたびに、 送信機と機体を再度リンクしなおしてください。
5. 電源を切るときは、 先に機体の電源を切ってから、 送信機の電源を切ってくだ
さい。
6. 3 ヶ月ごとに、 送信機は完全に放電してから充電してください。 バッテリーは長
期間保管すると、 消耗します。
7. バッテリー残量が 0%になったら、 すぐに送信機を充電してください。 そうしな
い場合、 送信機が長期間過放電することにより損傷する可能性があります。 送
信機を長期間保管する場合には、 40 〜 60%のバッテリー残量になるまで放電
または充電してください。
8. 送信機の通気口や吸気口を塞がないでください。 塞いだ場合、 過熱により送信
機の性能に影響を及ぼす可能性があります。
9. 送信機の構成部品が損傷した場合は、 DJI または DJI の正規代理店に連絡し、
部品を交換してください。 DJI 正規代理店に相談することなく、 送信機を分解し
ないでください。
10. 最適な通信と測位性能を実現するために、 送信機の内部送信機アンテナと内部
GNSS アンテナを何かで覆ったり、 その送受信を妨げたり しないでください。 *
* 内部アンテナの位置と外部アンテナの展開位置の詳細については、M30/
M30T クイックスタートガイドを参照してください。
DJI Pilot2 アプリ
1. 画面に表示される安全性に関するプロンプト、 警告メッセージ、 および免責事
項をよくお読みください。 現地規制を十分に理解しておく ようにしてください。
ユーザーには、 関連法規をすべて理解、 順守して飛行する責任があります。
a. ホームポイントをリセッ トする前に、 警告メッセージを読んで理解しておい
てください。
b. 初期状態の制限よりも高い高度に設定する前に、 警告メッセージと免責事
項を読んで理解しておいてください。
c. フライトモードを切り替える前に、 警告メッセージと免責事項を読んで理解
しておいてください。
d. フェールセーフ機能とは、 送信機からの通信が切断された場合の機体の機
能であり、 送信機に再接続するまで、 フェイルセーフをキャンセルすることは
できないことを理解しておいてください。 初期状態のフェールセーフ設定は、
RTH (ホーム帰還) です。
2. DJI Pilot2 で、 着陸を指示するプロンプトが表示された場合は、 安全な場所に
すぐに機体を着陸させてください。
3. バッテリー残量が非常に少ないとき、 機体を飛行させないでください。 飛行さ
せた場合、 機体が強制着陸して飛行安全性に影響が出る可能性があります。
4. 各飛行前に、 DJI Pilot2 に表示されるフライト前チェックリストのすべての警告
メッセージをよく読み、 確認しておいてください。
5. これまでに機体の操作をしたことがない場合、 または機体を快適に操作する
のに十分な経験がない場合には、 DJI Assistant 2 を使って、 飛行スキルを向上
させてください。
6. 各飛行前に、 DJI Pilot2 で送信機の音が有効になっていることを確認し、 飛行
中にプロンプ トと警告がはっきりと聞こえるように音量を調整しておいてくだ
さい。
7. アプリの使用は、 DJI Pilot2 の利用規約と DJI プラバシーポリシーの対象とな
ります。 アプリでこれらをよくお読みください。
ファームウ ェア更新
墜落、重傷、物的損害を回避するため、以下の規則を順守してください。