6-2. 出力信号
インターポレーションBOXから出力する信号は、A/B相信号でEIA-422に準拠した
電圧差動出力です。
ご使用のまえに、本測長ユニットを接続するコントローラまたはカウンタの入力
最小位相差が、200 nsより小さいことをお確かめください。
6-2-1. 出力信号位相差
インターポレーションBOXから出力するA/B相は、約20 µs 毎に疑似的に生成され
ています。
インターポレーションBOXから出力するA/B相信号は、移動速度に依存して変化します。
A相とB相の最小位相差は200 nsです。
0.025 m/s以下のとき (0.5 µm 分解能時)
A相
B相
0.5 µsの整数倍
0.025 m/s以上のとき (0.5 µm 分解能時)
200 ns
200 nsの整数倍
最大応答速度 1 m/s時
0.025 ∼1 m/s時
約20 µs
約20 µs
6-2-2. 出力信号アラーム
本測長ユニットが出力するA/B相は、応答速度を超えた場合、アラームとしてHiイ
ンピーダンス状態となります。
10 ∼20 ms
A/B相はHiインピーダンス状態
DG805BLM/DG805BLE
9
(J)
DG810BM/DG810BE
DG810BLM/DG810BLE