(5) スケール取付ブラケットの平行度が出せないとき
図3-7の2の位置にピックテスターまたはダイヤルゲー
ジを当てて各アライメントマークを計り、0.08 mm以内
の平行度になるようにフットの下部にスペーサなどを
入れて取付けてください。
中央フットプレート付のスケールユニット (有効長
1050∼2200 mm) については、中央フットプレート付
近の位置も0.08 mm以内の平行度に入れてください。
〈3〉スライダ部の取付け
(1) 取付面の平行度、平面度が事前に出ているとき
取付面が機械加工面で、事前に下の平行度、平面度が
出ていれば、そのままスライダ部を取付面に取付ける
ことができます。
使用ねじ / 使用ワッシャ:六角穴付ボルトM 4 × 1 2
(2本)、平ワッシャ (S) 2個使用
締め付けトルク:350 N·cm
C、 D面平面度
C、 D面機械の走りに対する平行度
B面∼C面間の平行度
B面∼D面間の平行度
B面∼C面の間隔
A面
B面
C、 D面 : スライダ部取付面
取付面がスライダ部の下にくるように機械を動かしま
す。
付属のスペーサで取付面とスライダ部の隙間を埋めて
から、スライダ部を固定してください。その後スライ
ダホルダを止めているねじを外してください。このと
き、スライダ部とブラケットが当らないように注意し
て機械を動かしてください。
0.05 mm以内
0.05 mm/
60 mm以内
8.7∼8.8 mm
: スケール部突き当て面
: スケール部取付面
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