(2) 取付位置の確認とねじ穴加工
スケール部の取付平行度が出たら、外形寸法図 (P34)に
したがって取付穴の位置にそれぞれM4深さ10のタップ
穴を作ってください。
(3) スケール部の取付け
スケール部は平ワッシャ (大) を付けた六角穴付ボルト
M4 ×10で仮止めし、30分以上放置して温度をよく機械
になじませてから取付けを行なってください。
(4) スケール部と機械の走りとの平行度測定
スケール部側面のアライメントマーク位置 (図3-7、 1)
に直接ピックテスターまたはダイヤルゲージを当て、機
械の走りに対してスケール部の平行を出してください。
2
図3-7. スケール部と機械の走り測定
14 (J)
1
アライメントマーク
平行度はアライメントマークの2点間が0.08 mm以内に入る
ように調整して、取付ねじを固定してください。
有効長1050 mm以上の場合は、中央フットプレート付近と
左右のアライメントマークの3点間が0.08 mm以内に入るよ
うにして取付ねじを固定してください。
ご注意
有効長150 mm以下のスケール部にはアライメントマークが
付いていませんので、スケール部にピックテスターを当
て、機械の可動長の両端が0.08 mm以内に入るようにして
ください。
フット
アライメントマーク
平ワッシャ (M)
M4×10
図3-8. アライメントマークによる平行出し
フット
アライメントマーク
アライメントマーク