最初に照合用方眼紙を壁に固定します。 これには、 本体と共に納品された接着テープを使用してください。 この
テープは特にコンクリート面に対して良好な接着力があり、 手で必要な長さにちぎることができます。 大抵の面に
対して、 方眼紙の固定には各コーナーに長さ 10 cm のテープを貼るだけで十分です。 スキャン対象の表面が非常
に濡れている場合あるいは汚れている場合には、 まず本体と共に納品されたブラシで汚れを除去してください。 そ
の後必要に応じて方眼紙の各辺を全長にわたり接着テープで固定します。
これに代えて、 方眼紙をスキャン対象の表面に直接に描画することもできます。 定規 (例えば木材片) を使用して
4x4 の升目を 150 mm の間隔で平行線の間に描画することができます。 照合用方眼紙のパンチング穴を利用して方
眼ラインの位置を直接構造物に転写することもできます。
スキャナーをオンにしてイメージスキャンアイコンを選択します。 バッテリーの充電状況が、 この時点でメモリー
に保存されているイメージスキャン数 (最大 9 スキャン) とともに表示されます。
ja
メインメニューでイメージスキャンを選択します。
イメージスキャン画面が表示されます。
ディスプレイには、 方眼の升目とシステムが提案するスタート点 (三角形) が表示されます。 この三角形は常に左
上に表示されます。 たいていのスキャンはこれで問題ありません。 画像データは、 垂直方向にも水平方向にもス
キャンが終了している方眼領域に対してのみ表示されます。 場合によっては、 スキャン領域内の障害物により画像
データの表示が妨げられることがあります (例 : 鉄骨梁が横切っているパイプ) 。 このような場合には、 スキャ
ン領域を最適にするためにスタート点を変更できます。 スタート点は矢印ボタンで変更できます。
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