つり下げ穴(図Bを参照)
つり下げハンガー(11) によって電動工具をつり下
げ穴に固定することができます。
– つり下げハンガー(11)を電動工具の上にセット
し、それをスリット(12)に掛けます。
つり下げハンガーとつり下げ穴の鉤は定期的に
u
点検してください。
電動工具の環境設定
ソフトウェア BOSCH EXACT Configurator を使用
すると電動工具でさまざまな設定(例えば回転
数、ネジ締めステップ、繰返し防止)を行うこと
ができます。そのためには電動工具をUSBインタ
ーフェース経由でPCと接続しなければなりませ
ん。
注意事項:そのためにはすべての安全上のご注意
およびソフトウェア取扱説明書の指示に留意して
ください。
工具交換(図Cを参照)
先端工具を装着する際、先端工具差込部に堅く
u
まっていることを確認してください。工具がツ
ールホルダーに堅くはまっていないと、緩んで
しまったり、制御不能になるおそれがありま
す。
先端工具の装着
必ず適切なシャンク(1/4"ソケット)を備えた先
端工具を使用してください。
– クイックチェンジチャック(2)のスリーブを前方
へ引きます。
– 先端工具(13)をツールホルダー(1)に差し込み、
クイックチェンジチャックを再び緩めます。
先端工具の取り外し
– クイックチェンジチャック(2)のスリーブを前方
へ引きます。
– 先端工具(13)をツールホルダー(1)に差し込み、
クイックチェンジチャックを再び緩めます。
操作
始動
電動工具をスタートさせたい場合、まずは正転・
逆転切り替えスイッチ(6)によって回転方向を設定
します:
電動工具は、正転・逆転切り替えスイッチ(6)がセ
ンターに位置していない(オン切替えロック)場
合にのみスタートします。
回転方向の設定(図 D を参照)
– 正転:ネジやボルトを締める場合は、正転・逆
転切り替えスイッチ (6) を左側に完全に押し込
みます。
– 逆転:ネジやボルトを緩める場合は、正転・逆
転切り替えスイッチ (6) を右側に完全に押し込
みます。
Bosch Power Tools
作業灯のスイッチオン
作業灯(3)は、ネジ締め箇所が暗い場合、そこを照
明します。オン/オフスイッチ(5)を軽く押して作
業灯(3)をオンに切り替えてください。オン/オフ
スイッチを堅く押すと、電動工具がオンになり、
作業灯が点灯し続けます。
作業灯を直接見つめないでください。目が眩む
u
ことがあります。
スイッチのオン/オフ
ドライバーには、トルクに応じたカッ
トアウトクラッチがあり、それは記載
された範囲で設定可能です。カットア
ウトクラッチは、設定したトルクに達
した時点で作動します。
– 本機をオンにするには、オン/オフスイッチ(5)
を完全に押します。
– 電動工具は、設定されたトルクに達すると直ち
に自動的にオフに切り替わります。
オン/オフスイッチ (5) 作動が早すぎると、予
u
め設定されたトルクには達しません。
作業に関する注意事項
必ず本機を停止させてからネジやボルトに当て
u
てください。回転する先端工具が抜けてしまう
可能性があります。
トルクの設定(図Eを参照)
トルクは、カットアウトクラッチのスプリングの
プレテンションに左右されます。カットアウトク
ラッチは、正/逆回転において、設定されたトルク
に達すると作動します。
個別のトルクを設定するには、必ず同梱の設定ツ
ール(14)を使用してください。
– 電動工具のスライダー(4)を完全に戻してくださ
い。
– 設定ツール(14)をツールホルダー(1)に差し込
み、ゆっくりと回してください。
– ハウジング開口部においてクラッチに外側への
小さな湾曲部(設定ディスク(15))が見えなく
なったら、直ちに設定ツール(14)をその湾曲部
に差し込み、それを回転します。
時計回りに回すとトルクが上昇し、反時計回りに
回すとトルクが低下します。
– 設定ツール(14)を取り出してください。クラッ
チの汚れを防止するために、スライダー(4)を再
び前方にずらします。
注意事項:必要な設定は、ネジ継手のタイプによ
りますが、実際に試して特定するのが最も得策で
す。トルクレンチを使用して試しの締付けを検証
します。
トルクセッティングは規定範囲内でのみおこな
u
ってください。規定外のトルクを設定すると、
カットアウトクラッチが機能しなくなります。
日本語 | 217
1 609 92A 6N1 | (10.01.2022)