操 作
ハイパーマガジンをイジェクトする指示をホストコンピュー
タから受けたときも、 ハイパーマガジンは自動イジェクトし
ません。
LCD には次のような表示が出ます。
ENT キーを押してメールスロットやハイパーマガジンを動
作させるには、 キースイッチがUNLOCKの位置になってい
なければなりません。ユーザーが LOCK 解除キーを持って
チェンジャーの設置場所に行くまで、 メールスロットやハイ
パーマガジンは動作しないため、 その間のセキュリティは確
保されることになります。
4. Hyper I/E 機能
ハイパーマガジンは基本的には20枚のディスクを装着する
ことのできるディスクマガジンとして扱われますが、 ドアを
開けずにディスクを取り出せるという特長を生かすため、 巨
大なメールスロットとして扱うこともできます。
SCSI で規定されたチェンジャー装置は、内部を構成する要
素(エレメント)を 4 つのタイプに分けています。
1. メディア搬送エレメント(Robotics)
2. ストレージエレメント(Slots)
3. インポート/エクスポートエレメント(Mailslot)
4. データ転送エレメント(Drive)
通常の (ディスクマガジンが備えている) スロットとメール
スロットは違うタイプのエレメントとして定義されています
が、Hyper I/E 機能を ON にすることにより、ハイパーマガ
ジンをメールスロットと同様に制御することができます。
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<DRC1184>
Ja
ENT キーを押す
\ キーを押して OFF を選択する
ENT キーを押す
ON を設定したときは"Hyper I/E is activated"と表
示されます。
ご注意:
Hyper I/E 機能がON であっても、 ハイパーマガジンはスト
レージエレメントとしての属性を維持していますので、 チェ
ンジャー制御ソフトウェアは、 ハイパーマガジンをインポー
ト/エクスポートエレメントとして扱わなくても構いませ
ん。
しかし、 複数のインポート/エクスポートエレメントが存在
することを認めない、あるいは誤動作の危険があるような
チェンジャー制御ソフトウェアをご使用になるときは、
Hyper I/E 機能を OFF にしてください。
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