•
目立て角度。
(図 74)
•
切削角度。
(図 75)
•
ヤスリの位置。
(図 76)
•
丸ヤスリの直径。
(図 77)
刃を目立てするには
丸ヤスリと目立てゲージを使用して刃を目立てします。
お使いの製品に取り付けられているソーチェンに推奨さ
れているヤスリとゲージの寸法については、
の目立てとソーチェンの組み合わせ 434 ページ を参照
してください。
1. ソーチェンの張り具合が正しいことを確認します。
ソーチェンにたるみがあると横滑りを起こし、正し
い目立てが難しくなります。
2. まず、片側のすべての刃にヤスリをかけます。内側
から刃にヤスリをかけ、戻りストロークの圧力を下
げます。
3. 本製品をひっくり返して、反対側の刃にヤスリをか
けます。
4. 刃の長さが揃うようにヤスリをかけてください。刃
の長さが 4 mm(5/32 インチ)になった場合は、ソ
ーチェンが摩耗しているため、交換する必要があり
ます。 (図 78)
デプスゲージの設定を調整するには
デプスゲージ設定を調整する前に、刃を目立てします。
刃を目立てするには 431 ページ を参照してください。
刃(A)の目立てを行うと、デプスゲージ設定(C)が
低くなります。最適な切削性能を維持するには、デプス
ゲージ(B)にヤスリをかけて、推奨のデプスゲージ設
定を実現する必要があります。お使いのチェンに適した
デプスゲージ設定を確認するには、
とソーチェンの組み合わせ 434 ページ を参照してくだ
さい。
(図 79)
(図 80)
注記: これは、刃が著しく短くなっていない場合に限
ります。
平ヤスリとデプスゲージツールを使用して、デプスゲー
ジを調整します。
1. デプスゲージツールをソーチェンの上に置きます。
デプスゲージツールの使用方法に関する詳細は、デ
•
搬送時は、負傷を防止するため、チェンに搬送用ガ
ードを取り付けます。
658 - 007 - 21.10.2019
ソーチェン
ソーチェンの目立て
搬送
プスゲージツールのパッケージに記載されていま
す。
2. 平ヤスリを使用してデプスゲージツールから突き出
たデプスゲージ先端にヤスリをかけます。デプスゲ
ージツールに沿ってヤスリを引くときに抵抗を感じ
なくなったら、デプスゲージの設定は正しく調整さ
れています。
ソーチェンの張りを調整するには
注記: 慣らし運転中は、新しいソーチェンの張りを頻
繁に点検してください。
1. クラッチカバーを保持するガイドバーナットを緩め
ます。コンビレンチを使用してください。 (図 81)
2. ガイドバーナットを手でできるだけきつく締めま
す。
3. ガイドバーの上部を引き上げ、チェンの張り調整ネ
ジを締めることでソーチェンを伸ばします。コンビ
レンチを使用してください。ガイドバーの下部から
ソーチェンが垂れ下がらないように、ソーチェンを
締め込みます。 (図 82)
4. コンビレンチを使用してガイドバーナットを締め込
み、同時にガイドバーの上部を持ち上げます。 (図
83)
5. ソーチェンを手で自由に引き回せることと、ソーチ
ェンがたわんでいないことを確認します。 (図 84)
カッティング装置に注油するには
ソーチェンの潤滑状態をチェックするには
給油のたびにチェンソーの潤滑状態を点検します。
1. 本製品を始動し、3/4 の速度で運転します。約 20
cm(8 インチ)離れたところにある表面の色が薄い
物にガイドバーのノーズを向けます。
2. 約 1 分運転すると、表面にオイルの線が表れます。
3. 1 分経過してもオイルの線が見えない場合は、ガイ
ドバーのオイル孔を清掃します。ガイドバーの端に
ある溝を清掃します。ガイドバーのノーズスプロケ
ットが自由に回転すること、および注油孔が詰まっ
ていないことを確認します。ノーズスプロケットを
清掃して注油します。
4. 本製品を始動し、3/4 の速度で運転します。約 20
cm(8 インチ)離れたところにある表面の色が薄い
物にバーのノーズを向けます。
5. 約 1 分運転すると、表面にオイルの線が表れます。
6. 1 分経過してもオイルの線が見えない場合は、認可
された販売店にお問い合わせください。
•
搬送中に本製品が動かないように固定してくださ
い。
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