補正量の設定例 (リニア補正)
機械誤差の測定後、以下の方法で補正量を算出し、補正量の設定を行ないます。
移動量に対する表示量の加算、減算
L:ブロックゲージAの長さ
:端面Aから端面C までの距離の表示値
L > の場合は表示値に加算
最適な補正量を"+"で設定してください。
(例) L=250 mm、 =249.996 mmの場合は、
Lを1 mに換算 (L × 4) すると、 × 4=999.984になりますから、補正量は0.016 mmとなりま
す。
L < の場合は表示値から減算
最適な補正量を"–"で設定してください。
(例) L=250 mm、 =250.004 mmの場合は、
Lを1 mに換算 (L × 4) すると、 × 4=1000.016 mmになりますから、補正量は–0.016 mmと
なります。
LH71
5. 設定
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(J)