使用上のご注意
• 接続コネクタは表示ユニットのコネクタにロックされるまで差し込みます。コネクタ着
脱の際は必ず表示ユニットの電源をOFFにしてから行ってください。
• 特に強力な磁気が発生するものは、測長ユニットから10cm以上離してください。
• ケーブルを強く引張ったり、ケーブルをつかんで取付けや取外しをしますと、断線の恐
れがあります。
• プローブ本体は、ケーブルのシールド線により、表示ユニットのフレームGND (アース
端子) と電気的に短絡されています。工作機械等へ取付けて他の信号処理装置と組み合せ
る場合は、アースレベルにご注意ください。
• 防水型ではありませんので、直接水や油がかからないように使用してください。
• エアーリフター取付口を通じて、真空ポンプなどの利用で測定子操作をする場合には、
図1のような構成の空圧回路を用いますと、エアー駆動が可能となります。真空圧は40〜
66.7 kPa程度が適当です。また、吸排気速度をコントロールするため、専用チューブの先
には図2のようなオリフィスを設けてください。
測定子は排気により引込み操作となります。
• キャリブレーションは1年毎に行なってください。
DG805BL・DG810BL
フィッティング
フィルタ
VG
オリフィス
ケーブル
図1.空圧回路
取付上のご注意
• 測長ユニットの取付けは、必ずステムをチャックしてください。
• 測長ユニットを他の機器に取付ける場合は、本機に直接ネジが当たる固定は絶対に避け
てください。
• 平面測定子を使用される場合以外は、測定子ゆるみ防止のため、呼び2.5のスプリング
ワッシャをはさむか、ねじロックのご使用をおすすめします。
• 本品はボール軸受を採用していますので、取付の際にステムを強く締めすぎますと測定
軸を傷つけ、動きを損なう恐れがありますからご注意ください。
• 機械装置へホルダーを使用して取付ける場合には、図4の寸法および材質のホルダーをご
用意いただき、規定トルク0.6N・mで締付け、固定してください。
また、測定ユニットに取付けるフィッティングは図3の形状のものを準備してください。
特にM4ねじ部の長さ(測長ユニットにねじ込まれる部分の長さ)は4.5mm以下としてくだ
さい。長過ぎる場合、測長ユニットを破損することがあります。
取付ホルダーを製作するとき、取付平行度は測定精度に影響します。測定面に対する直
角度あるいは走りに対する平行度は、0.3mm/100mm以内に調整してください。
• 測定子のねじ込みトルク:0.05〜0.06N・m
O リング
M4
DG805BL・DG810BLへ
ねじ込み
4.5以下
図3.フィッティング寸法
真空発生源
EXH
AUS
VAC
バルブ
ご注意
φ0.3
フィッティング
チューブへ
C0.5
M3
オリフィス側
チューブへ
締付トルク: 0.6 N・m
材質: S45C
*DG805BLの場合、8mm
図4.取付ホルダーの寸法および寸法公差
3
3
3
VAC.側
取付部
1
図2.オリフィスの寸法
14
18(
)
*
1
単位: mm
単位: mm
1 (J)