作業モード
作業モードA ・ b ・ d
モード A
電源コードを抜いても、 スイッチを切っても、 全ての設定はそ
のまま保存されています。 電源を入れると、 撹拌機能と加熱機
能はオフ設定となります。
モード b
電源コードを抜いても、 スイッチを切っても、 全ての設定はそ
のまま保存されています。 電源を入れると、 撹拌機能と加熱機
能は、 前回の使用状況に応じオフかオン設定となります。
モード d
温度設定は温度管理用回転ノブを押して決定します。 温度設定
を変更するには、 温度管理用回転ノブを希望の数値が表示され
るまで回します。
新しい数値はディスプレイで5秒間点滅します。 温度管理用回転
ノブを押して新しい温度設定を決定させます。 決定しなかった
場合、 温度設定は以前の値へ戻ります。
その他は、 モードAと同じです。
初期設定 : モード A
スイッチを入れると、 ディスプレイに限界
xx
A
設定温度が表示されます。
モード
(xx: ソフトウエア
バージョン)
モードの切替
F スイッチAをOFFにする。
F CとDのノブを同時に押す。
F スイッチAをONにする。
F CとDのノブを手から放す。
a 変更したモードがディスプレイに表示される。
xx
A
注釈 : ソフトウェアのバージョンが40の場合にのみ、 dモードが
有効になります。
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Er5
安全保護を用意する - Er5は、 加熱スイッチを入れた後、 センサ
ーが溶液に浸っているかを 識別するために利用します。
注 : 識別を行うタイムリミッ ト値を1 min~30 minの範囲内で設
定することができます。
タイムリミッ トを 0 min に設定すると、 Er5での検出は使用 でき
なくなります。
この機能を有効化するには以下の条件を満たす必要がありま
す。
- センサー温度が 50 °C未満
- 設定温度とセンサー温度の差が 5 K 以上
初期設定 : 5 min
スタート時に温度センサーが接続されている場合、 設定時間
は、 ディスプレイに表示されます。
5
5"
t
Er5 設定
タイムリミッ ト
Er5設定の変更
F 設定温度を5 ℃に設定する。
F スイッチを切る
F 温 度調整ノブを押し続ける (ノブを離すまで押し続けます)
F ス イッチを入れる。
F 時 間値を0~30分の間で選択する。 ( 回転数調整ノブにより変更 ・ 決
定)
F 温度調整ノブを離す。
注釈 : ソフトウェアのバージョンが40の場合にのみ、 Er5が有効
になります。
安全限界温度の設定
天板温度が安全限界温度を超えると自動で電源を切ります。
安全限界温度は常に、 処理される媒体の燃焼点よ り少なく とも
25 ° C 低く 設定する必要があります! (EN 61010-2-010 による)
天板の温度設定は、 安全限界温度設定よりもマイナス 10 ℃ 以
上である必要があります。
設定範囲 : [50 °C]~[最大設定温度+50 °C]
初期設定値 : [ 最大設定温度+ 50 °C]
安全限界温度の設定
電源を入れて後、 安全限界温度を付属の工具を使って調整す
ることが出来ます。 調節場所は、 本機右側にあります。
調整ねじを左あるいは右に回し過ぎると電位差計が故障する
原因になります。
• メインスイッチをオンにセッ トします。
•
同梱された工具を使い、 「 安全温度」 止めねじを時計回りに
最後まで回してください。
• 温度ダイヤルノブで設定温度を 「安全温度値」 まで調節し、 天
板温度が設定値になるまで待ちます。
• 「安全温度」 止めねじを反時計回りにゆっく り回すと、 加熱機
能が停止し、 画面上に Er25 が表示されます。
• 画面上に 「安全温度値」 が表示されます。
取扱説明書に記載してある通りに安全温度を設定してくださ
い。
画面上に表示された 「安全温度値」 はあく までも参考です。
安全回路の機能点検
• 本装置を50 °C以上まで加熱させてください。
• 安全限界温度をできるだけ左回し (50 °C) に設定し、 メインス
イッチを ON に設定してください。
• 画面上に次の内容が表示されます: Er25
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