3.
フォイルパックホルダーのアイを本体の前側ベアリ
ングジャーナルに差し込みます。
4.
フォイルパックホルダーの後端を、 後側ベアリン
グジャーナルの下でロックするまでガイドします。
5.
フォイルパックホルダーを本体に取り付け、 支持
部のホルダーにしっかりとおさまるように軽く押し
下げます (カチッと音がします) 。
7.11 Li‑Ion バッテリーパックの充電状態表示の読み
取り
注意事項
作業中は充電状態の読み取りは行えません。 LED 1
の点滅によって、 バッテリーパックが完全に放電してい
るか、 あるいは高温になりすぎているか (> 80 °C)
8 手入れと保守
注意
本体が不意に始動することがないよう、 清掃作業を始め
る前にバッテリーパックを取り外してください。
8.1 本体の手入れ
注意
本体、特にグリップ表面を乾燥させ、清潔に保ち、オイ
ルやグリスが付着していないようにしてください。 洗
剤、 磨き粉等のシリコンを含んだ清掃用具は使用しない
でください。
本体内部に異物が入らないようにしてください。 定期
的に、 少し湿した布で本体表面を拭いてください。
スプレーやスチームあるいは流水などによる清掃は避け
てください。 電気上の安全面に悪影響が出る可能性が
あります。
本体およびフォイルパックホルダーに付着した樹脂は、
硬化する前にできるだけ早くウェスで取り除いてくださ
い。 硬化した樹脂は、 機械を使用してのみ取り除くこ
とができます。 その際は、 損傷しないように注意して
ください。 本体あるいはその部品は、 溶剤に漬けては
なりません。
フィードロッドには必要に応じてオイルを塗ってくだ
さい。 フォイルパックホルダーのピストンは円滑に動
く状態に保ってください。
8.2 Li‑Ion バッテリーパックの手入れ
湿気が入らないようにしてください。
はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充
電してください。
バッテリーパックを最大寿命で使用できるように、 本
体のパワーが著しく低下したら直ちに使用または放電
を中止してください。
注意事項
本体をさらに使用し続けると、 セルの損傷に至る前に放
電が自動的に止まり、 バッテリーパックの LED 1 が点
滅します。
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が示されます。 この場合は、 バッテリーパックを充電
器にセットしてください。
Li‑Ion バッテリーパックは充電状態表示を行うことが
できます。 充電中は、 バッテリーパックのインジケー
ターで充電状態が示されます (充電器の取扱説明書を参
照) 。 停止状態の時にバッテリーパックのリリースボタ
ンを押すか、 あるいはバッテリーパックを本体に装着す
ると、 充電状態が 4 個の LED で 3 秒間示されます。
7.12 搬送および保管
1.
本体の保管および搬送時には、 吐出選択スイッチ
を 「オフ位置」 にしてください。
2.
本体を搬送または保管する際にはバッテリーパック
を取り外します。
バッテリーパックは Li‑Ion バッテリーパック用に許可さ
れたヒルティ充電器で充電してください。
注意事項
- NiCd または NiMH の場合のようなバッテリーパック
のコンディショニングは必要ありません。
- 充電を中断しても、 バッテリーパックの寿命に影響は
ありません。
- バッテリーの充電は、 充電状態に関係なく、 また寿
命を考慮することなく、 いつでも開始することができ
ます。 NiCd または NiMH の場合のようなメモリー効
果はありません。
- バッテリーパックはフル充電した状態でできるだけ
涼しくて乾燥した場所に保管するのが最適です。
周囲温度が高い場所 (窓際) にバッテリーパックを保
管すると、 バッテリーパックの寿命に影響が出て、
セルの自己放電率が上昇します。
- バッテリーパックが完全に充電できなくなった場合
は、 劣化や過負荷で容量が低下しています。 この
バッテリーパックで作業を続けることはまだ可能です
が、 適当な時期にバッテリーパックを新品と交換して
ください。
8.3 保守
警告事項
本体の電気系統部分の修理は訓練された修理スペシャリ
ストのみができます。
本体の全ての表面パーツに損傷がないか、 また全ての装
置が支障なく作動するか確認してください。 パーツが損
傷していたり、 装置が正しく作動しない場合は、 本体
を使用しないでください。 修理が必要な際は、 弊社営
業担当またはヒルティ代理店 ・ 販売店にご連絡くださ
い。
8.4 手入れと保守を行った後の点検
手入れや保守を行った後は、 本体の可動部分が引っ掛か
りなく正常に作動しているか、 部品に破損や損傷がない
か、 本体が正常に作動するかを確認してください。
ja
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