4. 実装、操作
機器を取り扱うときは、安全に関するガイドラインをお守りください。
一般情報:
•
デバイスを Fig.03のように接続します。
•
ソケットを取り付けるには、ソケットをドライブスピンドル方向へ押し込
めるだけ押し込みます。
•
ソケットを取り外すには、ドライブスピンドルからソケットを引き出し
ます。
•
マシンを始動するには、トリガーを引きます (2)。 マシン速度は、主電
源スイッチの圧力を上げることによって上がります。 主電源スイッチを
解除して停止させます。
•
ドライブスクリューを逆にするには、回転方向 スイッチ (3) を左右いず
れかに回します。 回転方向もノブの表面に示してあります。
•
不意の回転を避けるため、フォワード/リバース (3) ノブを常にチェッ
クしてください。
•
フォワード/リバースノブ (3) は、マシンが完全に停止してから使用して
ください。 マシンが停止する前に回転方向を変更すると、マシンが破損
することがあります。
•
マシンをしっかり持ち、ドライバソケットの先端をナットにセットしま
す。 ソケットがナットから抜け落ちない程度にマシンに圧力をかけ、マ
シンの電源を入れて操作を始めます。
•
使用するナットに合ったインパクトソケットをお使いください。
•
先端をまっすぐナットに向けてマシンを持ちます。 必要以上に長い時間
ナットを締めると、ナットまたはドライバソケットの先端の圧力が過大に
なる、はがれる、破損するなどの原因になります。作業を始める前には必
ず、動作テストを行い、ネジの適正な締め付け時間を求めてください。
鋼板に標準ナットを締め付ける場合、かなり短時間で適正締め付けトルク
が得られます (約 0.1~0.2 秒)。
•
衝撃音が聞こえた場合はできるだけ早くマシンの電源を切ってください。
M6 かこれより小さいナットを締め付ける場合、ナットが破損しないよう
に、主電源スイッチに加わる圧力を慎重に調整してください。
•
締め付けトルクは、次に示すものを含め、様々な要因に影響を受けます。
締め付け後は必ずトルクレンチでトルクを確認してください。
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空圧が 6.3 バール未満のとき、締め付けトルクまたは緩みトルクが低
下しています。
•
ドライバビットまたはソケットビット: サイズの合ったドライバビット、
ソケットビットを使用しない場合、これは締め付けトルクを下げる原因
になります。
•
ボルトをねじ込む場合: トルク係数とボルトのクラスは同じでも、適正締
め付けトルクはボルトの径に応じて変わります。
•
ボルト径は同じでも、適正締め付けトルクはトルク係数、ボルトのクラ
ス、ボルト長に応じて変わります。
•
マシンまたは締め付け位置の対象物をどのように持つかがトルクに影響
を与えます。
JA
5. メンテナンス
一般に、デバイスのメンテナンスでは、国の環境規制を順守する必要が
打撃機構の潤滑
•
不意の動作を避けるため、マシンは常にエネルギーソース (圧縮空気) か
ら切り離しておいてください。
•
機械的な機能が正常に働くためには、打撃機構に潤滑油を差す必要があ
ります。 メリットは、安定したトルクと出力、および打撃機構の磨耗や
破損の少なさです。
•
打撃機構の潤滑は次のようにして行います。
1. 市販の MoS
2. 打撃機構ケーシングのグリースニップル用のコネクタのあるグリース
ガンを使用します。
3. 使用前にグリースニップルを清潔にします。
•
MoS仕様グリースの使用頻度と量2は、マシンの使用頻度によって変わりま
す。 一般に、メンテナンスの必要性は、トルクと出力の減少から判断す
ることができます。 打撃機構を潤滑する潮時です。
•
Fig.03 の値はあくまで参考値です。用途や天候によって変わります。
モータの潤滑
不意の動作を避けるため、マシンは常にエネルギーソース (圧縮空気) か
•
ら切り離しておいてください。
機械的な機能が正常に働くにはモータの潤滑が必要です。 メリットは、
安定したトルクと出力、およびモータの磨耗や破損の少なさです。
•
モータの潤滑は次のようにして行います。
1. RODCRAFTアクセサリ エアオイルのみ使用します
2. 使用前に空気入口ニップルを清潔にします。
3. 空気入口ニップルにエアオイルを満たし (約3滴) 、マシンを短い時
間動作させます。
•
マシンの使用前と使用後に上記のステップを行います。 これはマシンの
寿命を伸ばします。
•
上記のような手動でのモータメンテナンスは、 RODCRAFT アクセサリの市
販のメンテナンスユニットによって効率よく行えます。 メンテナンスユ
ニットは Fig.03 のように取り付けます。
•
ツールは常に清潔にし、強い化学薬品に触れないようにしてください。
ツールは屋外に放置しないでください。
•
メンテナンス専門スタッフのみが行う機器のメンテナンスと修理
6. 廃棄
この機器の廃棄は、それぞれの国の法律に従って行う必要があります。
破損、磨耗、あるいは機能に障害のあるデバイスは、決して使用しないで
ください。
メンテナンス専門スタッフのみが行う修理
機器は、上記指定の用途にのみ使用し、他の用途には決して使用しないで
ください。不適切な使用、誤用、あるいは安全上の注意事項を守らないこ
とによる傷害、破損については責任を負いません。これはまた保証の対
象外です。
当社インターネット ホームページは www.rodcraft.com です。
ここでマニュアルをダウンロードすることもできます。
詳しくは、最寄りの Rodcraft ブランチまたは指定ディーラーにお問い合
わせください。
RODCRAFT PNEUMATIC TOOLS
あります。
仕様のグリースのみ使用します
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