傷害または施設の損害を回避するため、 本書の内容をよく お読みの上、 十分に理解してからお使いく ださい。
過大な空気圧による
静電気火花
警告
過度の空気圧。 けが、 またはポンプや設備の損
傷の原因となる場合があります。
ポンプのモデルプレートに記載されている最大吸気圧を超
y
えることのないようにしてください。
材料ホースおよびその他コンポーネントが、 当ポンプによっ
y
て発生する流体圧に耐えられることを確認してください。 す
べてのホースについて、 損傷や磨耗の有無を確認してくださ
い。 分配装置が清潔で、 適切な作業条件であることを確認し
てください。
警告
静電気による火花。 重症の傷害または死を招
く爆発を引き起こすことがあります。 ポンプとポンプシステム
を接地してください。
PX05P-XDS-XXX-BXXX および PX05P-XES-XXX-BXXX は導
y
電性アセタール製ポンプです : 付属のポンプ接地ラグを使用
してください。 ねじ端子は 12 ゲージ以上のワイヤー (キッ ト
として含まれます) を適切な接地源に接続してください。
火花は可燃物質と蒸気を燃焼させます。
y
塗料、 溶剤、 ラッカーなどの可燃性の材料を汲み出し ・ 洗浄 ・
y
再循環またはスプレーする際、 あるいは自然発火につなが
る場所で使用される際には、 ポンプシステムと吹き付けの対
象物を接地しなく てはいけません。 分配バルブあるいはデバ
イス、 コンテナ、 ホースおよび任意の材料の汲み出し先を接
地してください。
ポンプ、 接続、 およびすべての接続箇所をしっかり固定し、 振
y
動および接触や静電気による火花が発生しないようにして
下さい。
特定の接地要件については、 地域の建築規定および電気工
y
事規定を参考してください。
接地後は定期的に接地までの導通を確認して下さい。 導通
y
を確認するため、 接地する各コンポーネント (例えばホース、
ポンプ、 クランプ、 コンテナ、 スプレーガン等) をオーム計で測
定します。 オーム計は 0.1 オーム以下でなければなりません。
吐出ホースの端、 分配バルプあるいはデバイスを、 可能な限
y
り分配する材料中に浸して下さい。 (分配する材料が自由に
流れる状態になることを防止するため。 )
静電ワイヤ入りのホースを使用して下さい。
y
適切な換気を行って下さい。
y
可燃性のものは、 熱、 炎および火花に近づけないでくだ
y
さい。
使用しないときはコンテナを閉じて下さい。
y
警告
ポンプの排気には汚染物質が含まれている可
能性があります。 重傷を引き起こす場合があります。 排気パ
イプを、 作業エリアおよび作業員から遠ざけるように設置し
てください。
ダイアフラムが破裂すると、 材料が排気マフラーから吹き出
y
す可能性があります。
危険物や可燃物の汲み出しを行う場合には、 排気部を安全
y
な離れた位置に設置して下さい。
内径が 3/8 以上の設置されたホースをポンプとマフラーの
y
間に使用してください。
警告
危険な圧力。 重症または設備の損傷の原因と
なる場合があります。 システムが加圧されている間は、 ポン
プ、 ホース、 分配バルブの修理または清掃をしないでくださ
い。
空気供給ラインを外して、 分配バルブあるいはデバイスを緩
y
めて、 そして/または、 吐出ホースあるいはパイプをポンプか
PX05P-XXX-XXX-BXXX (ja)
操作および安全のための予防措置
危険物
危険圧力
y
y
y
(ホースなど) を使用し、 汲み出される材料と適合性がある
y
ら慎重に緩めて取り外して、 システムの圧力を抜いて下さい。
警告
危険物。 重症または設備の損傷を引き起こす
可能性があります。 危険物を含むポンプを工場あるいはサー
ビスセンターへ返却しないでください。 安全な取扱い方法に
関しては、 地域の安全規格 ・ 法規に従ってください。
適切な取扱い方法については、 サプライヤーからすべての
材料に関する物質安全性データシートを取得してください。
警告
爆発の危険性。 接液部品にアルミニウムを
使用しているモデルは、 1,1,1- トリクロロエタン、 塩化メ
チレン、 または、 反応すると爆発する恐れのあるその他ハ
ロゲン化炭化水素系溶剤と共に使用することはできま
せん。
上記のタイプの溶剤を使用する前に、 ポンプモーターセクシ
ョン、 流体キャップ、 マニホールドおよびすべてのポンプの接
液部品との適合性を確認して下さい。
警告
誤用の危険性。 接液部品にアルミニウムを使
用しているモデルを、 人間の飲食用の食品と共に使用しな
いでください。 メッキ加工されたパーツは、 微量の鉛を含ん
でいることがあります。
注意
ポンプ接液パーツと、 汲み上げ、 洗浄あるいは
再循環される物質の化学的適合性を確認してください。 化
学的適合性は、 汲み上げ、 洗浄、 または循環させる物質に含
まれる化学物質の温度と濃度によって変わる場合がありま
す。 特定の流体適合性に関する情報については、 化学物質
の製造元にお問い合わせください。
最大温度は機械的な応力のみにより決まりま
注意
す。 化学物質の中には、 最大安全操作温度を大幅に下げる
ものがあります。 化学的適合性と温度制限に関しては、 化学
物質の製造元にお問い合わせください。 本書の 101 ページ
目にあるポンプデータを参照してください。
本装置のすべての運転取扱者が必ず安全作
注意
業手順の訓練を受け、 その制限を理解し、 必要に応じて安全
眼鏡/装備を着用することを徹底させて下さい。
注意
配管システムの構造的なサポートにポンプを
使用しないでください。 ポンプ部品に応力がかかるのを防ぐ
ため、 システム構成部品が正しく支えられているか確認して
ください。
吸引および排出の接続は、 硬いパイプではなく柔軟な接続
必要があります。
ポンプが不必要に損傷するのを防いでくださ
注意
い。 長期間材料が空の時は、 ポンプを操作しないでくださ
い。
システムが長期間未使用のままの場合は、 ポンプから空気
ラインを切断してください。
適正な圧力比と長寿命を確保するため、 純正
注意
の ARO 交換パーツのみ使用してください。
ポンプを垂直に設置します。 起動時の重力で
備考
ボールをチェックしない場合、 ポンプの呼び水が適切に入れ
られない可能性があります。
備考
操作前にすべての留め具を再度トルク締めし
ます。 ハウジングやガスケッ ト材のクリープにより留め具がゆ
るむことがあります。 流体あるいは空気が漏れないようにす
べての留め具をトルク締めします。
備考
必要に応じて、 交換警告ラベルをお求めいただけ
ます : 静電気による火花 pn \ 93616-1、 ダイアフラム破裂 pn \
93122 。
JA
ページ 103