OBJ_BUCH-186-003.book Page 114 Monday, October 1, 2007 12:30 PM
114 | 日本語
– ドア開口部の床部分(点 I) 、5 m 離れたドア開口部
の向こう側(II)およびドア開口部の上枠部分
(III)にある垂直レーザーラインの中心点にマーキ
ングしてください。
– メジャーリングツールをドア開口部の反対側に移
動させ、点 II のすぐ後ろに設置してください。 メ
ジャーリングツールのセルフレベリングが完了し
た後、垂直レーザーラインの中心が点 I から点 II
を通るように調整します。
– 点 III とドア開口部上枠上のレーザーライン中心の
間の誤差 d がメジャーリングツールと垂線との実
際の誤差となります。
– ドア開口部の高さを測定してください。
1 609 929 K01 | (1.10.07)
許容誤差 d
は以下の要領で計算してください。
max
= ドア開口部の高さ x 2 x 0.3 mm/m
d
max
例: ドア開口部の高さが 2 m の場合、許容誤差
= 2 x 2 m x 0.3 mm/m = 1.2 mm となります。 つま
d
max
り、両方のマーキング位置の距離は 1.2 mm まで許容
されます。
操作上の留意点
必ずレーザーラインの中心をマーキングしてくだ
さい。 レーザーラインの幅は測定距離に応じて変化
します。
調整プレートを使用しての作業
調整プレート 11 を使用すると、メジャーリングを参
照線に合わせて調整したり、参照線に対して 45° また
は 90° の垂直レーザーラインを表示させたりすること
が可能となります。
メジャーリングツールの三脚取付部 5 を調整プレート
のピン 15 上に固定ください。 この際、垂直レーザーラ
インが(任意の角度に応じて)ガイドライン 12、13
または 14 の中央を通るように調整プレート上に置い
てください。
相応のガイドライン 12 または 13、 14 をもとに、調整
プレート 11 を任意の参照線に合わせて位置調整して
ください。
メジャーリングプレートを使用しての作業
(アクセサリー) (図 J 参照)
メジャーリングプレート 19 の使用により、床上への
レーザーマーキングおよび壁面でのレーザー高測定が
可能となります。
標尺に表示された 0 領域および目盛りを利用して、任
意の高さとの誤差を測定したり別の位置へマーキング
したりする作業がおこなえます。 これにより、必要と
される高さへメジャーリングツールを正確に調整する
手間をはぶけます。
レーザー光の可視性を高めるため、メジャーリングプ
レート 19 の表面には反射コーティングがなされてい
ます。このため、遠い位置や太陽光照射の強い場所か
らでも視認しやすくなっています。明暗強度はレー
ザー光に沿ってメジャーリングプレートを見た場合に
のみ認識できます。
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