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測定モードメモリによるスタンバイモード
メジャーリングツールは最高 24 時間スタンバイモー
ドで起動させることができます。 スタンバイモード開
始前にオートレベリング機能が起動されていた場合
(表示ランプ 『auto』 26 が常時点灯) 、オートレベリ
ング機構はスタンバイモード中にもメジャーリング
ツールの状態の監視を続けます。 メジャーリングツー
ルで設定されている測定モードは維持されます。
スタンバイモードを起動させる際には、ラインスイッ
チ 19 を 5 秒以上押してください。 スタンバイモード中
はレーザー光およびオートレべリング機能の表示ラン
プが消え、バッテリー充電容量表示 27 が 5 秒ごとに
点滅します。
スタンバイモードから通常のモードに切り替える際に
は、ラインスイッチ 19 を再度 5 秒以上押してくださ
い。 メジャーリングツールは、スタンバイモードが開
始される前に起動されていた測定モードに再び切り替
わります。 スタンバイモードを起動する前のメジャー
リングツールの設置状態を変更した場合、キックセー
フティー機能の起動中と同じ要領でオートレベリング
機能が反応します( 『キックセーフティー機構』参
照) 。 レーザー光はスタンバイモード起動前と同じ高さ
でレベリングされるか、高さエラーを防ぐためにレー
ザー光が切られます。
探知モード
概要
3 種類のどの測定モードでもメジャーリングツールの
水平・垂直設置が可能です。
ローテーションモード
ローテーションモードをご使用の際
には、受光器 38 の併用をおすすめし
ます。 このメジャーリングツールで
は 4 段階のローター回転速度を選択
することができます。
ラインモード
この測定モードでは、可変レーザー
光が一定の開口角内で移動します。
これにより、ローテーションモード
に比べてレーザー光の視認性が高ま
ります。 このメジャーリングツール
では 4 段階の開口角を選択すること
ができます。
Bosch Power Tools
ポイントモード
この測定モードでは可変レーザー光
の視認性が最良となります。 単純な
高さ測量や建築線の確認等にこの測
定モードを使用します。
X 軸および Y 軸の位置
X 軸および Y 軸は、ハウジング上のマーキング 7 およ
び 6 に従って相互に垂直に位置します。 マーキングは
ハウジング下端の垂線マーク 10 (X 軸)および 11
(Y 軸)の真上にあります。
測定モードの応用
垂直設置中でのローテーションレベルの回転
メジャーリングツールを垂直に設置して使用している
場合、レーザードットやレーザーライン、ローテー
ションレベルを建築線・平行線へ調整するには Y 軸を
回します。 この際、左または右の方向スイッチ (21 ま
たは 24) を押してください。
Y 軸を回転させるこの作業は、セルフレベリング調整
可能範囲内(左右に 8 %)でのみ可能です。 メジャー
リングツールがこの範囲外に達すると、警告音が鳴
り、レーザーおよび表示ランプ 『auto』 26 および
『man』 25 が毎秒 1 回点滅します。 この場合、反対側の
方向スイッチ(21 または 24)を押すか、メジャーリ
ングツールの位置を再調整するために一度スイッチを
切ってください。
ローテーションモード
スイッチ投入時、メジャーリングツールは自動的にポ
イントモードで起動します。 この際、ツールは最も速
い回転速度で作動します。
ローテーションモード用ボタン 22 を押すことにより、
停止状態(ポイントモード)までの 4 段階の速度を調
整することができます。さらにボタン 22 を押すと、
ローテーションモードは再び最高回転速度で作動しま
す。
受光器 38 を使用する場合、最も速い速度で作業をお
こなってください。 受光器を使用せずに作業をおこな
う場合には、回転速度を低下させるかレーザーメガネ
31(アクセサリー)を使用すると、レーザー光が見や
すくなります。
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